親父が「ごめんね」するべき

 今日12月10日は「ごめんねの日」なんだそうです。日ごろ思っても口に出せない「ごめんね」を、思い切って言いましょう! みたいなことだと思う。詳しくは知らない。


 ちなみに私事ですが同じく12月10日は俺の誕生日でもありまして、めでたく2○歳になりました。年々傷の治りが遅くなっていくことに戸惑いを隠せない、そんな今日この頃です。


 それでまぁ、誕生日ですよ。起きて、ケータイを開いたらメールがもりもり届いていた。なんだ俺、人気者だなぁ!
嬉しいようなこそばゆいような、そんな気持ちでいそいそとメールを開いていったのだけど、全部父親からのメールだった。


「おめでとう!」
「おめでとう!」
「おめでとう!」


 ぎゃー!
 
 まぁね、うちの父親携帯とか使いこなせないから。きっと何回も試行錯誤したんだろう。これはその結果、起きてしまった事故なんです。だから責めても仕方ないのだけれど、あの時のがっかりは、近年まれに見るがっかりだったなぁ、と本当に思う。友人達からのお祝いだと思って開いてみたら、ただのスパムメールですからね。あの親父。定年退職後はスパムを送る業者に再就職すればいいと思う。