朝食をとらない人に朝食を食べさせる方法

最近になって朝食の習慣がつきました。こんなに健康的な食生活は受験期以来です。

体調や仕事への好影響など色々とメリットを感じていますが、一番の動機は、昼前にお腹が空くからです。お腹と背中がひっつくよ! 朝を食べてもなお、こんなに空くなんて…。怖くてもう朝食は抜けない。何も食べなかったら、きっと11時くらいに飢え死ぬ。死なないまでも、書類をむしゃむしゃ食べだす。その後、慌てた先輩に叩かれてやっぱり死ぬんだけど。朝食は必須です。

考えてみると、朝食抜きの生活をしていた時は全然そんなことなかった。朝を食べることで、胃腸がきちんと動いているのだと思う。体のリズムが正しくなったということだ。

朝食をとる→昼にお腹が空く→朝はちゃんと食べようと思う

このサイクル。朝をきちんと食べる人だけが、朝食の大切さに気付く皮肉な構造です。足元に「段差注意!」って書いてあるようなものだ。本当に気付いてほしい人には、メッセージは届かない。

もし、だれかに朝食をとる習慣を持たせたいと思っても、「食べなきゃだめだよ!」みたいなことを言っても効果は薄い。相手は朝食の大切さに気づいていないからだ。

だからむしろ、多めに作っちゃったから! とか、このパン期限ギリギリだから! とかなんとか理由を付けて、無理やり食べさせてしまいましょう。何日か続けると、体が慣れて昼前にお腹が空くようになるはず。こうなったら成功です。晴れて朝食界デビューです。朝食界?