コピー機とは仲が悪い

職場のコピー機が厚かましい。

4月からリース契約が始まったこのコピー機。某有名メーカーの機体なんですが、とりあえずすごく処理が速い。両面印刷も、ステイプルも、バリバリこなしてくれます。PDF化もお手のもの。でも、ちょいちょい紙詰まりを起こす問題児でもあるのです。

ウィーガシャ! ウィーガシャ!
(順調に頑張っています)
ウィ…ズガガガガ!!!
(詰まりました)
ピー!ピー!
(あ、助けを呼んでいます)

ああ。また詰まった。何度目だ。

そんでその都度救出に行く羽目になるんですが、そうするとあそこ開けろ次はここの紙を取れ、とディスプレイから色々言ってくる。このやろう、指示出しだけはいっちょまえかよ、と思うんですが、でもまぁこれは仕方がないからですからね。その通りちゃんとやってあげます。詰まらせるような紙を入れたこっちが悪かったのかもしれない。夏場は湿気もあるから詰まりやすいし。

それで手を黒くしながら詰まった紙を取り除いて、さあ、もうひと仕事頼むよ! 扉を閉めるてあげると「やだ、まだ紙残ってる」。

やんのかー!

だって自分の立場とか分かってないんだぜ、こいつ! 詰まらせてフガフガ言ってるくせに! とんだおぼっちゃんですよ。もうちょっと、「申し訳ありませんが…」くらいの気遣いをしろ。「申し訳ありませんが、前カバーを開けて、それから1のトレイを引き出していただけないでしょうか」くらいの気遣いをしろ。 あれか、ツンデレか。

くそう、今度やったら手差し給紙トレイに変なのセットしてやるからな。なにがいいかな、ようし、ライスペーパーにする。よく湿らしたライスペーパーにする。想像しただけで恐ろしいだろう。俺は本気だぜ…。



そんな妄想をしながら奥に詰まったコピー用紙を取り除いていました。平和だ。今日も異常ありません。