ミルが届いた

 アマゾンで注文していた電動ミルがやっと届いた。こいつ。

Kalita ナイスカットミル (シルバー)

Kalita ナイスカットミル (シルバー)

 いやー長かった。待った。待ち焦がれた。あーあれ欲しい! みたいなことがめっきり最近なくなっていて、久々に、ホント久々に俺の物欲が形を成したというか。いいなぁ、カッコいいなぁ。


 買うと思い立つまでは、「手挽きこそがコーヒーですよ。手に伝わる振動、音、香り。コーヒーを淹れるという行為そのものを五感で味わい…」みたいなことをメガネをガクガクさせながら言ってましたけど、言ってませんけど、やあ、実際使ってみて思った。電動良い。挽き方も選べるし、何より速い。朝の忙しい時間帯なんか特に助かる。


 俺は毎朝豆を挽いてコーヒーを淹れて、それを会社に持っていってるんですけど、朝の忙しい時間にガリガリ手で挽いているのは正直つらかった。優雅な朝に憧れて始めた朝コーヒーのはずが、最近は電車の時間とのデッドヒートになってたもの。パンをかじりながらミルを回し、豆を蒸らす合間に時計やら定期やらをかき集めていた。優雅さのかけらもない、時短という目的によって最適化されたコーヒータイム。


 しかしミル助(仮称)の登場により朝の時間は劇的な変化を遂げる。もう、明日からはめちゃくちゃ優雅ですよ。スイッチ一つだもの。ヴィーン! ガリガリガリ! 楽しみだなぁ。そして彼が豆を挽いてる間に俺は悠々とパンをかじり、豆を蒸らす間に時計と定期を準備します。