雪山行ってきた

いやー雪山行ってきました。山形蔵王。スキー場。

僕は一切ウィンタースポーツをやらないので友人たちが滑るのにただただくっついていっただけだったんですけど、まあ息子も初めてだったんで、スキー場、はじめてだったんで、いい経験になるだろうなと思って行ってきた次第であります。

ところであのー、さあ。僕ははじめてじゃないんですけどね。スキー場に行くの自体ははじめてではなかったんですけど、「滑らないのにスキー場に行く」っていうのははじめての経験で、これはもうね、すごいですよ。なにがすごいって、雪が完全に裏目に出てるからね。滑らない人にとって、目の前にある真っ白なゲレンデは、ただの登りにくい山にすぎない。なんだこの山! つって。なんだこの山登りにくいな! つって。最悪だ。あの一面の純白の雪が、滑らない人(僕のことだよ!)にとっては純然たるマイナス要因と化す。その事実がなんだか妙に面白かったです。

あー、雪がなければもっとスムーズに歩けたなー。絶対そうだわー。きっと、すいっすい歩けた。雪がなければもっと上手にすいすい歩けた。畜生! 雪さえなければ! まあ、それが面白いかって言ったら、きっとそうでもないけど。


あと息子は除雪されてできた大きな雪の山に登ったり、そこから滑り降りたり、ちょっとわき道にそれて腰まで埋まっていたりしました。楽しんでいたようでなにより。




まあ、実際楽しかったですけど。

餌を盗むアライグマのような動きで雪山を登る父親